| 原木の伐採と搬出 | |
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・30年以上育った原木だけを選択して伐採する。 ・伐採した原木は窯の高さ約2メートルにきり揃える。 ・伐採した原木を窯まで搬出する。 |
| 炭材の調整 | |
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・原木が集まると窯に詰め込むための木ごしらえが始まる。うばめがしは曲がりが多く、切込みを入れて形を修正する。こうすることによりたくさんの原木が窯に入れられる。 ・太い原木は堅く焼き締まった備長炭にならないため木割機により割り揃える。 |
| 炭材の詰め込み | |
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・一回の窯に入れる原木は約4トン用意される。 窯だしが終わり窯の余熱が冷め終わらない2時間後、すぐに新たな原木が入れられる。 ・窯内は熱いので人間は入ることが出来ず「タテ又」を使って原木を詰め込む。 |
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・窯の余熱のため入れた原木に火がつくこともある。原木が燃えないよう消化をしながら窯いっぱいに原木を詰め込む。窯の入り口付近は精煉の際、温度が高まり灰になるので「口減らし」と呼ぶ雑木を詰め込む。 |
| 口焚きと点火 | |
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・窯の温度を高めるため、薪で口焚きをする。 ・窯だし後、すぐに木くべをした窯は余熱が高いため口焚きは1日ぐらいですむ。 |
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・窯内温度が275度に達したとき、原木の炭化が始まる。炭焼き師は温度計なしに、煙の臭いと色で状態を判断し、口焚きをやめ、口をふさぐ。 |
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・煉瓦と消し粉を水で練った粘土で口を塗り固め密閉する。 完全に空気を遮断すると、窯の火が消えてしまうので小さな穴をあけ、少量の空気を窯に流し込む。 |
| 炭 化 | |
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・炭化は窯にくべられた原木の上から始まり、約3日間かけて2メートルの長さの原木はゆっくり炭化する。 ・炭化中の間は窯の操作は必要ないため、炭焼き師は次の木くべに必要な原木を調達するため山へ行く。 |
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・炭化中に出てくる煙は甘酸っぱい香りがし、この煙を冷却することにより良質の木酢液が得られる。 |
| 精 煉 | |
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・窯内原木の炭化が終了した際、煙は青白く臭いは咳き込むような状態に変わる。この時期に、窯内温度をさらに高めるため1日がかりで少しづつ穴を広げ空気を送り込む。ゆっくり時間をかけ精煉が進むにつれ、炭素純度が高まり優れた備長炭へと変化していく。 |
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・精煉中の窯の中。 窯出しの際には炭の燃焼は光へと変わる。 |
| 窯出しと消化 | |
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・長いエブリで少量づつ口の方へかき出す。いったん口まで集め、さらに空気にさらし温度を高める。 ・炭の表面に残っている木の皮も完全に燃焼され、硬度が高まった時を見図り、外にかき出す。そばにいるだけでも肌に突き刺す高熱の痛さを感じる。こうした作業は永遠約8〜10時間続けられる。 |
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・一気に短時間で窯出しすると、炭化が不十分で硬度が低く、もろくて柔らかい備長炭となる。当然商品価値は低い。 |
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・窯から出された備長炭はすぐさま1ヵ所に集められる。 ・一本一本丁寧にかき寄せる。 |
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・赤くいこる備長炭に消し粉をかける。これによって酸素が遮断され消化される。 消し粉は赤土の微粒土と、灰が混合したものだ。色は白っぽく、備長炭が白いのもこの消し粉が付着しているためだ。 |
| 選別・出荷 | |
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・消し粉で消火された備長炭は翌日には取り出され等級別に分けられる。 |
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・ケースに収まるよう長さを切りそろえる。鉄のように硬い備長炭はノコギリでは切断できず、ナタで叩いて切断する。 ・出荷用15キロダンボールに詰められる。紀州備長炭の品質の高さは、生産者の厳しい選別にもよる。 |
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以上のような行程を1サイクルとし月に平均3サイクル行われる。 |
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